もう一度…
ミカは泣きながら、「うん」と頷いた。


聖はその様子を黙って見ていた。

しばらくして、
メイが気を利かせてくれたのか、

「ミカ…シオンもまだ疲れているだろうし
休ませてあげよ?

それに、私たちは明日学校だし
そろそろ帰ろう…?

……ねっ?ほら…」


「…うん…
ん?…あ、そ、そうだね!

うん…帰ろ帰ろ!!

ということで、私たちは帰るね…
シオンは、落ち着くまでここに居たほうがいいと思うから、ゆっくり…うん。」


「…じゃあ……またね…シオン!
頑張るんだよ〜!」

メイのイタズラの顔だ…
何を企んでるんだろう…


「さようなら、神崎さん!その…頑張ってw」

ミカまで……

二人して何を……


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