もう一度…
「そ、そんなことより…
久しぶりだなっ!」

必死に話を逸らす聖。

「…話、逸らしたでしょ…?…でも…うん…。
久しぶり。聖は元気だった…?」

「…おう。
シオンは?10年前に会ったきり、全く音沙汰も無かったし、これでも心配はしてたんだぞ…?

お義母さん亡くなって、シオンも体調悪くなったって聞いてたし…」




「うん…少しね。
でも、大丈夫。

……それにしても、まさかこんな形で再会するなんて
思ってなかった。」


「確かにな…
幼馴染と再会するとき、こんな形で再会してるのは
この日本で俺たちくらいだろうな…」


「アハハ…きっとそうだろうね…」









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