溺愛シンデレラ


「お父様?お父様!!」


お父様が急に倒れたのだ。


すぐに医者を呼び、お父様の目が覚めるのを待った。


翌日には目を覚ましたお父様だったが、心臓に大病を患っており、なおる見込みはないということだった。



長くもって半年の命。



そう言い残して帰っていった医者は、私では直せないともいっていた。



その話を聞いたお父様は、以前にもましてよく働くようになった。


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