強がり女子
8月××日
夏休みとなり、みんなと会う時間が急激に減った。
だが、体は待ってくれなかった。
中学に入ってそこまで時間が経ってないのに。
中学で新たに覚えたこと、感じたことはちゃんと胸に刻まれている。
蘭々のこと、遥翔のこと、彼のこと…
まだまともに話せていない蘭々とは、もっとちゃんと向き合いたかったな。
あの時優しくしてくれた遥翔に何か伝えたかったな。
そして- 彼には。
「あいつ」ってよんでたことがふいに「彼」に変わっていったこと。
どんなときも隣で微笑んでいてくれていたこと。
私の心を守ってくれたこと。
たくさん感謝したい。
これからも一緒にいたい。
いや、永遠にわたしのそばにいて。
でももう無理なんだよ。
そんな現実受け止めたくない。
だが、体は待ってくれなかった。
中学に入ってそこまで時間が経ってないのに。
中学で新たに覚えたこと、感じたことはちゃんと胸に刻まれている。
蘭々のこと、遥翔のこと、彼のこと…
まだまともに話せていない蘭々とは、もっとちゃんと向き合いたかったな。
あの時優しくしてくれた遥翔に何か伝えたかったな。
そして- 彼には。
「あいつ」ってよんでたことがふいに「彼」に変わっていったこと。
どんなときも隣で微笑んでいてくれていたこと。
私の心を守ってくれたこと。
たくさん感謝したい。
これからも一緒にいたい。
いや、永遠にわたしのそばにいて。
でももう無理なんだよ。
そんな現実受け止めたくない。