No one can replace 『貴方の代わりには、誰もなれない。』

圭吾は、
  食事にも不満があった‥‥‥のと

変な話しだが、
昨夜、抱いた彩乃の感覚が、
体に残っていて
この彩乃を抱く気持ちにならなかった。

彩乃自信も
食事を出来合いで、済ませたことで、
圭吾の機嫌が、良くないのが
わかり‥‥

「帰国したばかりだから
       今日は、帰るね。」
と、言って帰宅した。

それから、作れるだけの料理を
母親に頼んでタッパにつめて
「明日の朝は、温かいものを作ってほしい」
と、さらに頼んた。

母からの、
「少しは、料理の勉強しなさい。」
と、お小言を聞きながら‥‥

父親が帰宅して
姉が付き添いをした、条件を聞かされて
驚き······

なぜ、姉の所在地を訊ねなかったのか
と、父を怒ったが‥‥

母は、素知らぬ顔をして
何も言わなかった。


姉の事、圭吾の事

楽天家の彩乃でも頭が痛かった。
< 15 / 45 >

この作品をシェア

pagetop