No one can replace 『貴方の代わりには、誰もなれない。』
Ⅴ′謝罪とあなた

だが······

朝一便がとれなくて
ブレーメンに到着したのは夜となった。

その為、朝になって
紗綾乃さんのお宅に伺うことにした。

ドキドキして、
一睡もできない
圭吾だった。


紗綾乃は、
朝からバタバタと朝食の準備をして
圭都を起こして
「圭都。お顔あらって、おいで」
「はぁ~い」

すると、だれか来たのか
ブザーが
圭都が、ドアを開け
「マム~っ」と呼ぶ
「圭都、どなた?ギゼラ?」
と、言いながら玄関に行くと

圭都と話している·····圭吾がいた·····

私に気づくと
「おはようございます。
改めまして、水上圭吾です。
こちらの住所は、佳乃さんに伺いました。
ぜひ、お話ししたいことが
ありまして。」
と、言った。

紗綾乃は、
「朝倉紗綾乃です。
お顔、どうされましたか?
玄関先では‥なんですから‥どうぞ。」
と。

圭吾は、
緊張して昨日から何も食べてなくて
紗綾乃の料理をみて
ぐぅ~と、お腹がなってしまった。

紗綾乃は、クスクス笑いながら
「一緒にどうぞ」
と、言ってくれた。

一緒に食事をとりはじめると
いきなり・・圭吾が・・・
「あ~っ、
やはり、あなたの料理は美味しい」
と、言ったので
紗綾乃は、びっくりした·····

確かめようか·····と
ドキドキするが······

その後、圭吾は圭都と話をしながら
「美味しいね、本当に美味しい」
と、言いながら食べていた。



食事も終わり、紗綾乃は、
圭都に、部屋で遊ぶように言って


圭吾と話をすることにした。
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