『ばいばい』
私の横を次々にバスケ部が通り過ぎて
もうすぐ君もくる。


“あーどうしよう!”

何て思っててテンパってて
私の友達の声なんて耳に入らなくて



そしたら、
私の背中を友達が叩いてくれて
我に返って顔を見たら



「大丈夫だよ」



って言ってくれるから
やっと言える気がした。
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