距離


零sid.

い、今なにを言われたんだ?
結衣がシてないから不安になったって…
あの結衣が!?
キスとかさっき初めて自分からしてくれた結衣が!?
やば、嬉しすぎてにやける…

変なこと気にしてないでちゃんと話しとけばよかったな…
少し後悔をしてると結衣が涙目でこっちを見ている

「ど、どうした!?」
「だって零くん私のこと飽きちゃったんでしょ…?」

そう言って泣き出した結衣。
泣いていても抱きついたまま離れてくれる気配はなくて
可愛すぎる…今すぐにでも押し倒したい…
そうゆう衝動に駆られた

「結衣,ちがうよ
俺は結衣のことが大事だからシなかったの
もうセフレじゃないんだしそう簡単にあんなことしたくなかったんだ」

そっと結衣を抱きしめて頭を撫でる
すると安心したのかゆっくりと泣きやんでいった
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