狼さんに喰われたい。
「大神さん、お仕事は良いんですか?」


「まあね。
割と融通が利くから。」


大神さんは二杯目のコーヒーを呑気に飲んだ。


「何のお仕事をされてるんですか?」

ちょっとドキドキしながら訊いた。


「ゲーム会社の代表??」


「え??
それって...社長さん??」


「そうなるね。
俺、シャチョサン。」

ピースサインをする大神さん。


怪しい...


「疑ってるでしょ?
ほら、こっち来て。」

違う部屋に案内されると、そこにはパソコンが沢山あった。


< 27 / 98 >

この作品をシェア

pagetop