あなたの狂おしいほどの深い愛情で、もう一度恋ができました
「顔が赤いよ。かわいい」

「もう!!」

 私がプクッと頬をふくらませば、架くんが面白いとばかりに人差し指でつついた。

「俺と、最高の恋をしよう」

 私たちは車を降り、手を繋いでマンションへと歩き出した。


 “Just the Way You Are” 素顔のままで

 きっと架くんとなら最高の恋になる。その未来が想像できた。

 私は溺れるくらい、架くんが大好きだ。





―――― fin ――――

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