斉藤さん家の恋愛事情
side.燐

今日は球技大会当日だからか、教室がやけに騒がしい。


「おはよー!」

自席に座ってダラダラしてた俺。

挨拶をしながら入ってくるアイツ。

朝からハイテンションだな…

「…おはよ。千颯。」

俺も隣の自席に座ったアイツに挨拶をする。

「あっ!おはよー。燐!今日は頑張ろうねー」

そんな笑顔で言われたら 頷くほかない。

「あぁ。がんばろーぜ!」

だから、俺も笑って返してやった。
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