私のダーリン
近くに止めてあった車で
隼のマンションに。

ドアを開けて、
靴を脱ぐと、
振り向きざまに
私をヒョイっと抱き上げ

「隼!なに?ねぇ?」
黙ったまま寝室に。

バサッと私をベットに下ろすと
サラサラな髪の隼が私を組み敷き、
熱を帯びた瞳で
激しく唇を塞ぐ。
「うっ…う〜〜ん」
背中に回した手がワンピースのファスナーを下ろし、膨らみを覆うものさえ
プチンとはじかれ、
ゆっくりと素肌にふれる。

締め付けるものがなくなった胸の先を
ついばむように弄る。
心地よい刺激に身体が浮く。

もっと、もっと、信じられないくらい
隼を求める。
全てを取り払い
生まれたままの二人。
「和香…。全部俺のもの。」
「隼…好き…。」
求め合い、重なり合う。

揺れながら何度もくる刺激に
隼を感じる。
「しゅ…ん、あーっ」
「わか〜、ああー」
二人は同じ場所へ昇りつめた。
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