私のダーリン

携帯の目覚ましが
鳴った。

暖かな温もり。
抱きしめるように隼の腕の中で
目覚めた。

「う〜ん。」
時間は、午前6時
起きて朝ごはん作って
隼をお見送りしたい。
ゴソゴソっとベットから起き上がろうと
した。
腕枕してくれてた腕が私を後ろから
抱きしめ
「もう少し…ここに…」
「ごめんなさい、起こした？」
「いや…。和香…柔らかいな…」
素肌の私の膨らみを撫でた。
「ひゃ…隼…だめだよ。」
「何で？俺のだろ？」
「もう…。」
Tシャツを着てホットパンツを履き
私は…朝ごはんを作るべく
キッチンへ。

しばらくして、
上半身裸でボクサーパンツ姿の隼が
起きてきた。

程よく引き締まった身体、
寝起きなのに溢れ出す色気、
やっぱり…隼かっこいい…私の彼なんだよね？
会社でもきっとモテるんだろうなぁ〜。
はぁ〜〜。少し心配だよ。

そんな事をおもっていたら、
後ろからだきしめて
「なんかいいなぁ。こうゆうのさ。」
首筋に落ちたキス。

「隼…。顔洗ってきて？？朝ごはんしよう？」
「う〜〜。なんか和香…食いたい…」
「なに言ってるのよ。早く、ね？」

「わかった。」
渋々、洗面所へ。

テーブルには、
野菜とサーモンを挟んだサンドイッチ
隼の好きなツナサンド。
スクランブルエッグと野菜スープ。
私は、カフェオレ、
隼には、ブラックコーヒー。

「さぁ、たべよ！！頂きまーす！！」
「頂きます。」
「上手いよ。ありがとうな。」
「よかった。ほんと、美味しい！」

つかの間の安らぎ。

「今日、早めに仕事終わるから、和香
仕事何時までだ？」
「遅番だから…。早くて7時,かなぁ？」
「終わったら、連絡しろ。迎えにいくよ
わかった？」
「でも…いいの？もう少し遅いかもだよ
待たせるの悪いし。」

「俺が、いいんだから…きにするな」
「うん…。うれしい。ありがとう」

いつもの優しい笑顔が返ってきた。