私のダーリン
猫みたいにすりすりして
甘える和香。

「ねぇ?何でうちの会社にいるの??」
「言ってなかったけど、仕事させてもらうんだよ。」
「そうなの?何で内緒にしてたのよ!
今朝、言ってくれたら…。」
「驚かそうと思ってさ。あっ所で
担当者と連絡しないと。」
「実は、私が案内する事になってたの。
3階まで案内するね。」
エレベーターが開いた。
乗り込み3階をタッチする。
チン。
「こちらです。どうぞ。」
「ぷっ。なに?急に敬語?」
「だって…。仕事だもん。仕方ないでしょ!もう!」
俺は、和香に案内され
担当部署に招かれた。
「榊さん、お連れしました。」
「はーい。今行く!」
コツコツとヒールを鳴らし
私達の元へ。
「担当の榊です。どうぞよろしくお願いします。」
頭を下げ、名刺を出した。
「KBコーポレーションの海東 隼と申します。この度は、契約ありがとうございます。」
「あはは〜!隼!久しぶりね!!」
「はぁ??お前!かなみかぁ?」
なに??知り合い??
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