私のダーリン

✴︎1

抱きしめられると
隼の優しさが
体の中まで浸透する。

「ごめんな。泣かせで…。だけど…
和香…俺以外の奴に笑うなよ…モデル見てぇな男と見つめあって…。もう…
ダメかって…。別れなくちゃダメなのか…。なんていろいろ考えて…」

「隼…。私が好きなのは、隼だけだよ」
隼の頬に手を添え
私から触れる様にキスした。
そんな私をそのまま強く抱き寄せ
貪る様に重なる唇。
ぴちゃ、お互いの口内を舌先が
舐めとる。
「ふう〜〜」
「和香…。優しくする…。抱いていい」
こくんと、頷き
抱き上げられ
寝室へ、

「でも…シャワー浴びたい…。汗…」
「もう…待てない…。汗もみんな和香だから…」
着ていたワンピースのボタンをゆっくりと外し
キャミソールを捲り
冷たい掌が膨らみを包む。
時折、先をついばみ、甘噛みされ
「あっん…」
左手が膨らみを揉み、もう片方は
下着の上を撫で上げる。
声にならない甘いため息。
「毎日だって…こうしたいんだ…」
ゆっくりとショーツの脇から
浸入する指先。
潤う中を何度も探る。
その度に水音を立て
あっという間に全てを剥ぎ取られた。
生まれたままの身体を
一つ一つ指と舌が触れる。
「こんなにして…欲しい?」
「隼…。隼が欲しい…よ」
「沢山、焼きもち焼かせたお仕置き…」
そり立つものが
私の中にじわじわと入ってきた。
「あ〜。和香の…中、あったかいよ」
「いや〜〜」
ギシギシとベットが軋む。
こすれ合う場所。
際奥まで入り込み私を甘く
淫らにする。

「愛してる…。俺のもの…。誰にも
渡さない…」
動きがスピードを上げ
揺れる裸体。
「隼〜〜!もう〜あっ、あっ」
熱いものがドクンと
放出された。
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