私のダーリン
私だって、若葉に幸せになって欲しい。

心からそう思える。

辛い時、真っ先に私の事を
心配して、夜中でも
慰めに気てくれる大切な友達。

「隼さん…。2人を仲直りさせてあげたい。」
「サンキューな。俺一人じゃ…」

「私が、来週の月曜日に大学休講日だから駅前のカフェに
若葉呼び出すから、隼さんも佑さんを
そこに呼んで?向き合って
誤解をといてあげよう?」

「わかった。後でLINEで連絡する」
「私も」
急に私をじっと見つめて
「和香ちゃん。連絡先教えて」
「私の?」
「それまでに、
俺らも仲良くなりたい…ダメか?」

隼さん…かわいい。

「うん。じゃ」
連絡先を交換して
別れた。


その日の夜、
夕食を食べて
お風呂でまったりして
炭酸水を持って自分の部屋に

プルプル、
「あっ…隼さん」

和香ちゃん。
今日、助かった。サンキューな。
あの時、本当は、
和香ちゃんが可愛くて
心臓バクバク。
つい、冷たい態度とってしまった。
ごめん。

隼さん
私こそ、子供みたいな事を言って
ごめんね。
隼さんみたいにかっこいい人が
目の前にいたから
きっと、たくさん女の人と遊んでるから
私を馬鹿にしたんだって決めつけてたの
ごめんなさい。
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