私のダーリン
伝えたい気持ち
隼、和香
和香にきちんと話さなければとずっと考えて居た。
幾度となく電話やメールしても
繋がらない。
このままじゃほんとうに
だめになるのか‥。
アメリカ行きのことも
伝えなければ、仕事が終わりその足で
地下駐車場から
車で2時間掛け
和香の会社に着いた。時計の針が
8時を指して居た。
帰りは、いつもこのビルから出てくるはず
ハンドルを小刻みに叩きながら
待った。
通り過ぎてゆく人を目で追い
「もう、帰ったのか?」
焦る俺。
そこへ和香の友人で同期の
光希ちゃんが歩いてきた。
車のドアを開け駆け降りた
「光希ちゃん!」
「あっ!隼さん!どうしたんですか?」
「和香‥帰ったのかなぁ?」
「まだ、中で仕事してますよ。もうすぐ
終わるはずです。」
彼女は、少し怒った口調で
「隼さん!和香が、どんな気持ちで居るか
知ってますか!私が聞いても、大丈夫って
何も話してくれません。一人で抱えて
泣かせないで!何があったんですか!」
「ごめん。和香に直接話すよ。心配かけて
ほんと申し訳ない。」
「とにかく、ちゃんと向き合って話してくれませんか。そばで見てる私まで辛くなる‥」
「わかった。ちゃんと話すよ。」
光希ちゃんは、同期の町田に肩をだきよせられ
帰っていった。
幾度となく電話やメールしても
繋がらない。
このままじゃほんとうに
だめになるのか‥。
アメリカ行きのことも
伝えなければ、仕事が終わりその足で
地下駐車場から
車で2時間掛け
和香の会社に着いた。時計の針が
8時を指して居た。
帰りは、いつもこのビルから出てくるはず
ハンドルを小刻みに叩きながら
待った。
通り過ぎてゆく人を目で追い
「もう、帰ったのか?」
焦る俺。
そこへ和香の友人で同期の
光希ちゃんが歩いてきた。
車のドアを開け駆け降りた
「光希ちゃん!」
「あっ!隼さん!どうしたんですか?」
「和香‥帰ったのかなぁ?」
「まだ、中で仕事してますよ。もうすぐ
終わるはずです。」
彼女は、少し怒った口調で
「隼さん!和香が、どんな気持ちで居るか
知ってますか!私が聞いても、大丈夫って
何も話してくれません。一人で抱えて
泣かせないで!何があったんですか!」
「ごめん。和香に直接話すよ。心配かけて
ほんと申し訳ない。」
「とにかく、ちゃんと向き合って話してくれませんか。そばで見てる私まで辛くなる‥」
「わかった。ちゃんと話すよ。」
光希ちゃんは、同期の町田に肩をだきよせられ
帰っていった。