私のダーリン
いつもと変わらない朝。
ベットから降り
洗面台へ
「ふう〜。しっかり眠ったはずなのに‥」
スッキリしない頭をなんとか起こし
隼が頑張ってくるんだから
私も、負けないくらい
今の仕事頑張ろう。
鏡に映る自分に向かって
「ファイト!和香!」気合を入れた。


マンションから少し歩き公園前からバスに
乗り、最寄駅から電車に乗る。
駅から地下通路を抜け駆け上がる階段。
沢山の人達が、会社に向かう道。
歩き出して数分、
「和香!おはよう!」
「光希!あっ、町田くんも」
「何!町田くんも?ついでか?」
「そんなんじゃないわよ!」
「で?仲直りしたの?」
2人はニヤニヤしながら私を見る!
「ご心配おかけして‥」
「そっか、それは、良き良き!」
2人を見てると少し
羨ましいと思ってしまう。
いつも隣で優しく見守ってくれる人が居る。
ぶるぶるっと頭を振って
切り替えなきゃ!と。自分に言い聞かせた。
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