嫌なアイツ
私がどうしたの?
と海莉に訊くと…
【愛莉ちゃんは今日翔さんがお店に来たら出掛けるんでしょう?】
と海莉は私に訊き海莉にそうだけど?それがどうしたの?
と返事を返すと。
【由良も…】
と言う海莉に…
もしかして…
と訊くと…
【お店に来るってメールがあって愛莉ちゃん達の事をメールで言ったらじゃ4人で晩ご飯でも行くか!って返事が返って来て…愛莉ちゃんと翔さんに訊いといてね!とメールが来たの…】
困った顔で言う海莉に私は翔に訊いてから返事するね!
と言うと海莉はごめん!と謝った。
私はいいよそんな事で謝らなくても…
と海莉に言った。
そして…
遅刻しそうだ!って言った翔にメールを打ち送信した。
少しして翔からの返事メールを観て私は止まってしまった。
『愛莉。悪いけど海莉ちゃんと由良には無理って断っててくれるかな?今日は愛莉と二人だけで居たいから…』
と返信がきた。
携帯の画面を観て止まってる私を海莉が近付き携帯の画面を覗き込み海莉は…
【翔さん今日は愛莉ちゃんと二人で居たいみたいだね。解ったよ!由良にもそう伝えるからありがとう!】
そう言って海莉は部屋から出て行った。