嫌なアイツ
海莉が部屋から出て行ってますます不安に成る私…
二人っきりって…
本来はそれが当たり前なんだけど…
饗庭さんは翔の友達で私の妹、海莉の彼氏で私は翔の彼女…
4人で行動する事が多かったから…
それが当たり前に成りつつあった。
でも…
今日はふたりっきりなんだ…
海莉も饗庭さんもいない…
………………。
考え込んでるといつの間にか?時間が経ち店に行く時間帯に成ってた。
海莉が部屋まで迎えに来てくれて初めて私は1時間近く自分が考えてた事に気が付いた。
店に行く支度をして部屋を出た。
母に行って来ます!と二人で言い玄関で靴を履き家を出た。
二人、歩いて店に着きシャッターを開け中に入り開店準備を始めバイトの子達が来だしたので私と海莉は開店準備をバイトに任せ奥の部屋へと行った。
今日、一日の仕事内容の配分を二人で決め作業日程を確認し開店時間まで椅子に座り途中でコンビニに寄って買って来たペットのお茶を飲みながらゆっくりしてた。
開店時間に成ったので部屋から出てカウンターに二人で立ち作業を始めてると…
〔こんにちは。〕
と声を掛けられた。