嫌なアイツ




翼さんは荷物を持って帰った後、私は何の用事なんだろう?

首を傾げて思ってると海莉に【愛莉ちゃん本当に鈍いんだから…ケーキの話も途中で無くなったから翼さん残念がってるんだよきっと…】



………………。



そう…

ケーキの話が無く成ったのは私と翔が付き合いだしたから…

翔がケーキはまた今度と言う事で話が無く成り海莉が饗庭さんと翼さんに中止の連絡を入れてくれたんだっけ…



でも今月中にケーキを造る予定にはしてるんだけどね。



私の何が?どう鈍いのか?良く解らないけどとにかく連絡は入れないとね。

海莉に向かって言うと海莉は先に翔に話すべきだと言ったので今日、話す事にした。


作業も順調に進みお昼になり翔から電話が掛かって来た。


『愛莉。今お店の方は大丈夫?』

その言葉に大丈夫と答える私に翔は今日18時頃にお店に来ると言う話をしてお昼は食べに今、出て来てると言う話をしてくれた。


『そっちはどう?』

と翔が訊いたので翼さんがお店に来た事を言うと翔は何故か黙ったので私がどうしたの?と言うまで翔は返事をしなかった。


何か?マズい事を私は言ってしまったのかな?
と思った。






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