嫌なアイツ




『海莉ちゃん?なんで笑ってんの?』


この問いに海莉は答えた。


【翔さんお帰りなさい。笑ってごめんなさいね。私が笑ってたのは翔さんだけが時計を観てソワソワしてたんじゃないんだよ!って思ったから…愛莉ちゃんも16時位からかな?時計と睨めっ子してたから…】

それで笑ってたの…
と翔に言った海莉。


余計な事を言わなくていいのに…
と私は思った。


『愛莉も時計と睨めっ子してたの?』


翔はそう言うと笑顔に成った。



海莉に早く帰る支度をする様に言われた私は翔と一緒に奥の部屋へ荷物を取りに行った。


部屋から出て来て海莉に後は宜しく!と言い饗庭さんにはまたメールするから!と伝えてと言い店を後にした。


翔はスーツ姿ではなく服を着替えて来てたので私は少し残念だった。
翔のスーツ姿が観れるかも?
と淡い期待をしてたから…

ちと残念かな?



パーキングに車が止めてあり翔は料金を払ってた。

車に乗り何処へ?行くのか?解らないけど…

車に乗った。



着いた先は…



翔のマンションだった。



今日は駐車場まで一緒に行き二人で降りマンション前まで手を繋いで歩いた。




< 164 / 450 >

この作品をシェア

pagetop