嫌なアイツ
マンションの暗証番号を翔が押し扉のロックが解除され中に入りエレベーターに乗り部屋の前まで来ると…
『愛莉?ちょっとここにどっちの人差し指でもいいから置いて。』
と翔に言われたので私は左手人差し指を機械の上に置いた。
翔は指を動かさないでね。と言い何か?機械を操作してた。
『愛莉!もう指を離してもいいよ!』
翔の声で私は人差し指をどけた。
そして翔がもう一回人差し指を今さっき置いた所へ置いてと言うので置いてみると…
家の鍵が解除された音がした。
私が[えぇ~?!]と驚いてると…
『これで愛莉は自由に俺の家に入れる様に成ったからね!下の暗証番号と鍵も渡すから…』
と翔は言った。
家の中に入るとカイザー達が出迎えてくれた。
リビングに行くと翔は鍵をくれた。
下の解除キーと家のキーを2本、私の手に置いた。
『これで好きな時に家に来れるだろ?』
翔はそう言って笑って私にキーを渡した
私が困る…
そう言うと…
『愛莉は俺に晩ご飯を造ってここで待っててくれないの?』
と言った翔に…
私は何も言え無かった。