嫌なアイツ





キッチンにからテーブルにオムライスとサラダを持って行くと翔が…


『旨そうなオムライスだな。これ冷蔵庫にある残り物で造ったの?』

と翔は驚いてた。


私がそうだよ!と返事を返すと…



『愛莉は凄いな!残り物で何でも造れるんだね。』


と言った。



ご飯も食べ終わり食器を洗ってる間にお湯を沸かしコーヒーの準備をした。


コーヒーを作りリビングに居た翔に持って行くと…


『愛莉は本当に気がつくよね。有り難たく頂くよ。』


そういい翔はコーヒーを飲み出した。


私は昨日、海莉と饗庭が買った残りのジュースが冷蔵庫にあったのでそれをコップに入れ翔の横に座りテレビを一緒に観て喋ったり笑ったりしてた。


私は翼さんの事を言うタイミングを計ってたのに…

言うタイミングを最後まで失ったままに成り家に帰って来る事に成った。



家まで送って貰いまた着いたら電話をすると言って帰っていった翔の車を見送った。

家の中に入ると海莉はまだ帰って来て無かった。

後すこしで日付が変わると言うのに…


どうしたのかな?

そう思ってると母から海莉と一緒じゃ無かったの?
と訊かれ今日は別々だったと答えた。






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