嫌なアイツ





私は大きな溜め息を吐いた。


海莉の行きそうな所を翔と捜す予定にしてたから翔が来るのを待ってた。



私は何故か?
急に翼さんの顔が浮かび…

そう言えば…

海莉は翼さんとも仲が良かった…



そう思い翼さんの携帯に電話を入れた。



〔はい。哀川ですけども?〕

翼さんが出た。



私は夜分、遅くに電話をしてごめんなさい。愛莉ですけど…


と私が言うと…



〔愛莉ちゃん?愛莉ちゃんなの?〕

驚いた様な声を出した翼さん。



私が海莉の事を話そちらにお邪魔して無いか?と聞いた。



〔………………。〕



黙る翼さんに…



YESか?NOで返事をしてとお願いをすると…



〔YESだよ…〕


と言う翼さんの返事に私は海莉は泣いてるの?と聞くとまた〔YES〕と言う返事が返って来た。



一大事だ!!


私は今からそっちに行くから翼さんの場所を住所を教えて!と聞くと翼さんは電話では海莉が居るからメールで連絡するから…

と言って電話を切った。


私は直ぐに出掛ける事にしたので部屋から出て玄関に行くと母に止められ海莉の居場所が解ったから行って来る!と言い玄関を出た。





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