嫌なアイツ




私は饗庭さんに電話を入れ海莉が見付かったけど場所は言えないといい私が迎えに行くから安心して家で待っててと言い電話を切った。


翔に電話を入れ何処なのか?聞くと…



『愛莉の後ろ!』

その声で後ろを振り返ると翔が車の中から携帯を耳に当てこちらを観て話をしていた。


私は車に掛けより翔に翼さんの所に海莉が居る事を伝え翔に翼さんの所へ行くから連れてってとお願いした。


翔は一瞬、嫌そうな顔をした。


その顔を見て私は翔にもういい!

自分一人だけで行くから!!
と言い翔の車から離れ私は走り出した。



走ってる最中にメールが届き観ると翼さんからだったので私はタクシーを止めて乗り行き先を運転手さんに伝え私は海莉が居る翼さんの家へと向かった。


翼さんの家はうちの家から少し遠かったけどうちの家から30分くらいで翼さんの家の下に着いた。


家の下に着き私がタクシーから降りると見慣れた車が止めてあった…


翔が車の中から出て来て…



『愛莉!何で勝手な行動をする?あれほど俺が電話をするまで家にいろ!って言ったのに聞かなかったし俺の返事も聞かないで勝手な行動するし!』

と翔に怒鳴られた。






< 170 / 450 >

この作品をシェア

pagetop