嫌なアイツ
愛犬カイザーとジュリア
私がそうだった…
と答えると…
『愛莉?本当に解ってんの?』
と呆れた様な声を出した翔…
私はごめんなさい…
と謝りカイザーとジュリアの散歩の途中で買い物も一緒にして来ると伝えた。
『解った。愛莉?気を付けて行って来るんだよ。カイザー達が愛莉の番犬役に成ると思うけど…とにかく気を付けて行ってね。』
そう言い翔はもうじき着くから電話を切るから…
と言ってじゃ!また後で…と電話を切った。
私は電話を切った後カイザーとジュリアに散歩に行くよ!と言うと二匹は翔の言った通り玄関に走って行きハーネスとリードの付いた紐を口に銜え私の元に持って来た。
私はカイザーとジュリアにいい子。いい子。と言いながら二匹の頭を撫で口に銜えてる紐を口から外し前足を通し背中でロックをする為にリードをつけた。
二匹の紐をつけた私は袋とティシュを持ち携帯とお財布を後ろポケットに入れ鍵を前ポッケに入れカイザーとジュリアのリードを持って玄関へ歩いて行き靴を履き玄関の外に出て鍵をしてエレベーターが来るのを待った。
エレベーターに乗り込み二匹はずっとお座りをし一階に着くのを待ってた。