嫌なアイツ
泣いてたんだ…
夢の中で泣いてたのに実際には…
私は翼さんにありがとう。もう大丈夫だから…
と言いベットから起き上がった。
本当は大丈夫なんかじゃ無かった…
でもみんなに心配をさせるのが辛かったから…
だから私は強がりを言った。
〔今日は僕が兄貴の家まで愛莉ちゃんを送るのでもう少し待ってて貰ってもいいですか?〕
と翼さんが言ったので私はカイザーやジュリアの散歩とかがあるから一人で帰れます。
といいベットから降りた。
〔でも…〕
そう言う翼さんに大丈夫。家に着いたらちゃんと連絡しますから!心配しないで下さい。と翼さんに言った。
〔じゃ必ず家に着いたら連絡を入れて下さい。必ずですからね!〕
翼さんに念押しされて私は部屋から出た
私は翔の逢いたくて病室に行き…
病室の前で深呼吸をしドアを開けた。
中に入って行くと誰も居なく翔だけが横たわり寝てた。
翔は規則正しい呼吸をし頭に包帯やらしてるけど…
死んでない…
生きてる…
私は翔の寝顔を観てて涙が出た。
私の事を忘れてしまった翔を観て…