嫌なアイツ




私はカイザーとジュリアに待て!

て命令をすると伏せの格好をしてカイザーとジュリアが待った。



『有り難う。貴女の命令をカイザーとジュリアが訊くとは…驚いたけど…』


翔はそう言った。



私は翔に…


病院を抜け出して大丈夫なんですか?

と訊いた。



『多分…大丈夫じゃ無いかな?』

そう言った翔に病院へ帰る様に言おうと思ったら…


携帯がけたたましく鳴った。


携帯を取り出すと翼さんからだった。



もしもし?

私が出ると翼さんが慌ててた。



〔愛莉ちゃん!兄貴が!兄貴が病院から居なく成った!!〕

と慌てる翼さんに…



翔なら家に帰って来て今、私の前にいるんですけど…

と話すと…



〔今から兄貴を迎えに行くから愛莉ちゃん兄貴を捕まえててね!〕

翼さんはそう言い電話を切った。



私は翔に今から翼さんが迎えに来るからと話をした。


『翼がなんで迎えに来るんだ?』

と訊く翔に…



貴方は病人なんだから病院で大人しくして無いとダメなんだから医者として翼さんが迎えに来るんだと思いますよ。

と何故か?
私は翔に敬語で話をしてた。




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