嫌なアイツ
目が覚めて時計を観ると6時だった。
カーテンを開けテラスに出た。
もうじき夜が明ける
辺りは明るく成って行き明けの明星が光ってた。
私は手を擦り…
日が上がるのを昇って来るのを見た。
翔と観た日の出は海から昇る太陽だったけど今、私が観てる日の出は地平線からでは無く家と家の間から…
こんなに違うの?
同じ太陽なのに…
そう思いながら私は昇り切った太陽を浴びながら部屋の中へと入って行った。
私はシャワーを浴びに下に降りた。
着替えの服と下着を持って…
お手伝いさんに朝食の準備をお願いして私はシャワーを浴び服を着替えリビングへ向かった。
誰もまだ起きて無かった。
いつもなら…
父が…
と思ってると…
[愛莉おはよう。]
振り向くと父だった
私もおはよう!と答えると…
[昨日は帰って来てそのまま晩ご飯も食べずに寝たと田村が泣いてたぞ!呼びに言っても内線で電話を入れても愛莉お嬢様が出てくれないんです!って]
父は笑って言った。
私は後で田村さんに謝っとくから…
そう返事をし椅子に座り運ばれて来た朝食を食べた。