嫌なアイツ
いつもより早く店に来た私…
作業も順調に進み開店時間に成った所で表に出す物は出し開店準備を始めた。
今日は私一人…
バイトも休み…
ゆっくり気楽に行こう!
一人でルンルンで作業を始めてると…
「愛莉ちゃん?」
私が振り向くと…
饗庭さんが店内に居た。
私が海莉は家にいるよ!
と言うと…
「愛莉ちゃんに用事があって来たんだ」
と言う饗庭さんに私はなに?
と首を傾げて聞いた
私は海莉のブーケの事かな?と思い…
饗庭さんにブーケなら私に任せてね!
ちゃんともうデザインは決まってるからと言うと…
「違うんだよ…」
違うの?
じゃなに?
「翔がいなく成ったんだよ!愛莉ちゃん知らない?翔こっちに来てない?」
饗庭さんの問いに…
…………………。
私が黙ったら…
「やっぱりこっちに来たんだね…で?翔は何処に行ったか?知らない?」
私が頭を左右に振ると…
「翔が来たら俺に電話をして!いいね!絶対だよ!」
饗庭さをはそういい店から出て行った。
翔がいなくなったって…
今の時間帯なら仕事に行ってるはず…