嫌なアイツ
私は何か?の間違いじゃないかな?
と答え。
写真なんて4人で撮った事もないよ!
と答えた。
[愛莉ちゃん?]
翼さんが困惑した顔で私の名前を呼んだ
[愛莉ちゃん?兄貴の記憶が戻り掛けてる証拠なのになんでそんな事を言うの?僕は医者として言えば愛莉ちゃんは兄貴を翔を本当に愛してるの?兄貴の彼女じゃ無いの?]
翼さんが怒鳴った。
『やっぱりあんたが愛莉なのか?俺の夢に出て来て顔は解らないけど…【愛莉】って名乗った俺の探してた…俺の大切な俺の愛した人…』
私は違う!
否定してその場から逃げた。
私は怖いんだ…
記憶を無くす前の翔と記憶を無くした今の翔…
両方を好きに成ってしまったから…
翔には変わりないのに…
でも翔じゃない…
私は着物姿で走ったでも翼さんに捕まった。
翼さんに自分の思ってた事を話した。
翔なのに…
翔じゃない事…
今の翔に惹かれてる事も話した。
私は自分でどうしたらいいのか?
どうすればいいのか解らない事を…
[愛莉ちゃん?愛莉ちゃんは兄貴…翔だから愛したんだろう?好きに成ったんだろう?じゃ兄貴がどんな姿に成っても愛莉ちゃんは兄貴を好きに成るんじゃ無いかな?]
翼さんは言った。