嫌なアイツ





【本当は翔さんと愛莉ちゃんへのサプライズだったんだけどさ…翔さんは私達の企みに気が付いたから愛莉ちゃん一人だけをターゲットにしたの!ごめんね。愛莉ちゃん。でも私は愛莉ちゃんと翔さんと由良と4人一緒に披露宴に出たかったから…】


海莉が泣き出した。



慌てた私は海莉を抱き締め…



最高に嬉しいサプライズをくれて有り難う海莉…


そう言うと…


余計に泣いてしまった…



〔愛莉…。あんたは本当に海莉を泣かせるのが好きなんだから…〕

母に言われ…



お母さん!!

と言うと…


あら…
ごめんなさい!


だって!!




みんなが雛段に集まりワイワイやってる中を私は椅子から立ち上がり司会進行さんの所へ行き少し話をして私は元の場所に戻った。


『何を話に行って来たの?なんか?楽しそうに話をしてみたいだけど?』


翔はしっかり私が司会進行のお兄さんと話をしてたのを観てた。


私が内緒!といい翔にWinkをしたら…


『何か?企んでるんだね。愛莉らしい愛莉にしか海莉ちゃんに出来ないサプライズなんだな!』


翔はいつの間にか?私を【愛莉】と呼ぶ様に成ってた。




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