嫌なアイツ




翔が隣りに来た。



『ここからの景色はまたいいね。愛莉が好きな場所って言うのが解る様な気がする…』


翔はいった。

そして…


『本当に癒しに成る空間だよな!俺も時々ここへ来る様にするよ!いい場所だしな…』


翔は褒めてくれてるのか?
解らなかったけど…


私は空をずっと観ながら翔に有り難う…


とお礼を言った。



『披露宴でのサプライズ…この一週間でよくあれだけの物を創りあげたね…俺もびっくりしたよ!疲れただろう?』


翔は私の頭に手を置き良く頑張ったね。と付け足し頭をポンポン叩いた。



ケーキは二次会用に海莉と饗庭さんに渡す様にホテル側に頼んであるから大丈夫だし…


あのアレンジも名前の所の花を抜き花を差し替えれば枯れるまで結婚式のサプライズとして使える。


だから問題はない…


後片付けの事も考えてやった事…


私が空を観ながら翔の話をしてると翔の携帯が成り饗庭さんから呼び出しだからといい翔は饗庭さんの所へ戻った。


私は少しして家に帰る為、エレベーターに乗り玄関から出ず裏から外に出た。


誰に会うか?
解らないから…




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