嫌なアイツ
リビングに着くと…
大きな器に入ったパフェ状のチョコソースを上にかけられたソフトクリームが置いてあった!
私が大好きな食べ物の一つ!
嬉しく成ってついつい笑みが零れソフトに近付きソファ~に座り器を取り長いスプーンですくいあげ口へ運んだ。
食べた瞬間、顔が緩み綻んだのが自分でも解った。
私は今きっとおバカな顔をしてる…
でも止められない!
パクパク口の中に運んでると…
〔愛莉お嬢様はいつもそのソフトを食べてる時は嬉しそうに美味しそうに食べますね。〕
田村さんに声を掛けられ私が田村さんも一口食べてみる?
とスプーンにすくい田村さんの元まで行き口元に運ぶと…
〔私の様な物が…〕
田村さんが続きを言う前に私は早く食べてよ!田村さんが食べてくれ無かったら次に私が食べれ無いじゃ無いの!!
と私は田村さんに言うと…
〔愛莉お嬢様には敵いませんね…本当に私も頂いていいのですか?〕
確認する田村さんにクドイ!いいから食べてみてよ!
そう言った私に田村さんは口を開けたのでスプーンに乗ったチョコかけソフトを口の中に入れた。
田村さんは冷たい!そんな顔をした。