嫌なアイツ
あのパーティーが終わり一週間後に美術展会場でまさか!逢うなんて予想もして無かった…
『愛莉さん?』
誰か?呼ばれた私はキョロキョロしてると…
『愛莉さん?ここですよ!ここ!!』
と手を振る人物を発見してしまった…
見て…
げっ!!
哀川 翔!!
なんで?
ここに居るの?
と思わず思ってしまった…
私は哀川 翔をシカトして次の展示室に向かおうとした時…
『愛莉さん?僕の事をシカトするんですか?』
と腕を引っ張られ翔の方へ方向転換させられた…
私はビックリして…
思わず掴まれた腕を振り払った。
『私が呼んでるのにシカトする愛莉さん貴女がいけないんですよ』
と言われてしまった
………………。
私はひたすら翔を無視し続けた。
『愛莉さん?貴女のその態度は一体なんなんですか?もしかして私の事が嫌いだからシカトされてるんですか?』
と言った翔に…
私は心の中で…
当たり前じゃない!
誰があんたなんか!
嫌いに決まってるでしょ!
だからシカトなんじゃ無い!
と呟いてた。
『そうなんですか良く解りました。』
と言う翔…