嫌なアイツ
毎日をこんな感じで生活し過ごしてた。土日に成ると由良が待ってました!と言わんばかりにうちに来て海莉に家に帰る様に説得をしてる。
私は土日は翔の家に行ってるので金曜日の晩から家には帰らず翔の家に仕事が終わったら真っ直ぐ行くと言うパターンに成った。
いつもの様に金曜日が来て…
私がいつもの様に買い物を済ませ翔の家に行くと…
翔が家に居たけど…
何か?
様子がおかしい事に気が付いて私は意を決して聞いてみる事にした。
すると翔の口から…
『急な話なんだけどさ…俺、来週の月曜日から出張に成ったんだよ…。日数的にそんなに長くは無いんだけど場所が内紛が続いてる場所なんだよ…俺が出張中の間、悪いんだけどカイザーとジュリアの面倒を頼みたいんだけどさ…愛莉?いいかな?』
翔は私の顔を見て…
申し訳無さそうな顔をして言った。
私はダメ!嫌!とも言えない…
私は翔の話に解ったと答えるしか無かったから…
翔は寝室に行き出張の用意を始めた。
私はただその後ろ姿をカイザーとジュリアと観てるしか無かった。
翔は月曜日から海外出張に行く…
その間、私がここ居て…