嫌なアイツ
翔の消息が解らなく成って確かに3ヶ月は経過した。
ぼつぼつ官僚の方から連絡が確かに来るじきだと思う…
一番最初に私も説明は受けた。
翔が見付からなかった時は官僚の仕事を辞める事に成ると…
でも翔は成績優秀な官僚なんで恐らく3ヶ月で解雇に成ると言う事は無いと担当の人が言ってた。
だからおじさんもおばさんも消息や安否は気にしてたけど翔が帰って来てもまた官僚として職に戻れる事を少なからず喜んでた。
そうなのか…
じゃ私がおじさんとおばさんに話をすればいいんだ…
翔がもし帰って来ても官僚の仕事より好きな仕事を本当にやりたかった仕事をさせてあげたいとお願いしに行けばいいんだ…。
私はそう思い…
即座に行動を開始する様に翔の実家へ電話を入れてた。
おばさんが電話に出て私はおじさんとおばさんに話があるので土曜日か?日曜日に家にお邪魔しますといいおばさんの返事を貰い私は電話を切った。
【愛莉ちゃん一体、翔さんのおじさんとおばさんになんの話をするつもり?愛莉ちゃんまさか…】
海莉の質問に笑顔で答えた私。
「愛莉ちゃんは翔に自分が本当に好きな仕事をして欲しいんだよね!」
由良さんが言った。