嫌なアイツ
翼さんは翔が本当に私の前から居なくなった時の事を考えてるんだと思う…
私は顔を上げ翼さんにも絵葉書やカードの話をした。
そして由良さんが言ってた【翔に間違いないよ!】と言われた事も話をしそして私は送られて来る絵葉書やカードは翔が私に毎週末に送って来てくれてるんだと言う事を信じたい。そう言った。
「毎週末に決まって送られて来る絵葉書とカード?今度、僕にも観せて貰ってもいいですか?」
翼さんの問いに私はいいよ!と答えそして翼さんの休みの日に翔の家へ来て下さいと私は答えた。
「じゃ今週は火曜日が明けに成るのでその足で家に向かいます。行く前に連絡を入れるから…。」
翼さんの返事を聞き私は火曜日、仕事を休む事にした。
翼さんに合わせると言った以上、仕事を優先させる訳にはいかない。
それに私がお店に出なくても母と海莉がお店に出るはずだから…
海莉は安定期に入り少し太ったと言う理由で最近は店に手伝いに来てた。
私と母いわく邪魔なんだけど…
海莉には重たい物などを運ばせずにレジだけを海李に任せてるから心配は無いんだけどもさ…
邪魔って言ったら海莉が可哀相だから私も母も何も言わないけど…