嫌なアイツ
本来、中を使っていいと言う話を私が外でテントを張りたいから…
と無理にお願いしたのに…
これじゃ意味がないじゃん…
警備をつけるって…
少しでも自然の中で生活がしたいと思った私の夢を…
長野に居た時みたいにはいかないけどここで自然とふれあいたいと思った私の願いを…
母が壊す…
私は携帯を取り出し父に電話を入れた。
父に説明をし警備をつけるのを止めて貰う為に電話をし説明をした。
父も譲る事をせず…
結局、24時間を晩だけにして貰いその条件を私も渋々のむ事にした…
でないと父が無理やりにでもここから撤退させると言ったから…
『法律を駆使してでも連れ戻す!!』
そう父が言ったから渋々ね…
父には勝てない…
長官を相手に素人の私が立ち向かえる筈が無いから…
父を怒らせると何をしでかすか?
正直、解らないから怖いんだけど…
母も私と父の電話のやり取りを聞いてたので溜め息を吐いて電話を切った私に…
〔言ったでしょ?お父さんは愛莉の事を一番心配してて一番気に掛けてるんだから…。お父さんに勝てる訳が無いでしょう…。〕
母は私に笑って言った。