嫌なアイツ




そして一週間と言う私のテント生活が始まり終わりを告げてしまった。



一週間なんてあっと言う間に過ぎて行きその間、父が私に言った様に晩は警備員さん2人がテントの廻りに付いてた。
警備員さんと仲良く成り夕方から寝るまでの間、色んな話をした。


楽しい生活ライフだった。




家に戻り叔父さんに郵便物を貰い部屋に入った。

カイザーとジュリアもこの一週間、違う環境の中で生活をしてたので少し疲れたのか?

リビングに着く成り二匹は直ぐに寝てしまった。

私も疲れたのでソファ~に持たれ掛りながら瞼を閉じた。



どれくらい寝てたのか?
目を覚ますと辺りは真っ暗だった。


電気を点け叔父さんから貰った郵便物に目を通して行くと…



・・・・・・・・。



絵葉書…

しかも…

家の玄関に飾ってあるあの日の出の写真の絵葉書が私の目の前にあった…


私は自分の目を疑い絵葉書を持ち玄関へと急いだ。

玄関の写真と絵葉書を交互に見合わせ…


間違いない…


あの場所のあの丘から見える日の出だ…



なんで今なの?


私はカレンダーを観た。


今は3月。
約束まで後3ヶ月先なのに…




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