嫌なアイツ





『愛莉?何処へ行くつもりだったの?』


翔は私を背中側から抱き締め私の耳元で言った。


私がシャワーを浴びたかったと言うと…



『また汗をかくのにお風呂に入るの?』


翔はとんでも無い事を口にした。



私がバタバタと暴れだすと体制を変え覆い被さり私の股を割って翔は身体を入れて来た。



真っ赤に成る私を観て…



『もう我慢はしないって俺は昨日、愛莉にもみんなにも言ったよね?だからもう我慢はしない。好きな時に好きなだけ愛莉を抱く。3年も俺は我慢したんだからね!』


翔はクスクス笑いながら私にキスをし言った…



あ"~!!

やっぱり嫌だ!!


やっぱり翔は…

翔は私にとって…





『嫌やアイツ』だった!




私は心の中でそう叫んだ…






END





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