嫌なアイツ





本当に深いプールの中をアイツは少し動いては止まり…

を続け私はその間ずっとアイツの首にしがみついてた。



ようやくプールサイドに着いたのは皆がお昼だよ!
と呼びに来るまで私とアイツは抱き合ったまま深いプールを彷徨ってた。



ようやくお昼に成りプールサイドに上がれた。



三人は私とアイツの姿を観て笑った。


笑われてる意味が解らず首を傾げると…



海莉が近付いて来て耳打ちをした。



【翔さん鼻の下が延びててよっぽど愛莉ちゃんにホの字なんだよ!】


そう言われた瞬間!


私の胸がドキッ!としそして速い速度で心臓がドキドキ言い出した。




私はそんな事ない!


有り得ない!!



そう言って私はパーカーの置いてあるパラソルに向かって一人でズカズカと歩いて行った。



それに遅れて4人が付いて来る形に成ったけど…


私はパーカーを羽織り振り向くとアイツと目が合った…

私はさり気なく反らし海莉の方へ行くと海莉が…



【愛莉ちゃんは翔さんと二人で来てね】


と言った。



私ははい?
と頭の中は?マークでいっぱいに成った







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