嫌なアイツ
なんか?
様子のおかしいアイツ…
一体どうしたんだろう?
そんな事を思いながら遊園地を後にした
お腹が空いた!!
と言うみんなの意見に晩ご飯を食べて帰る事に成り私達はファミレスに寄る事にした。
私は相変わらずアイツの運転する車の助手席(運転席)に乗ってた。
随分慣れたこの車のシート…
最初は右と左が逆だから困ったけど…
今は何故か?
慣れてしまった…
そんなに乗ってない車なのに…
ここに乗るとなぜか落ち着く…
隣りにアイツが居るから?
そうなのかな?
海莉に言われた通り私はアイツを好きに成ってるのかも?
知れない…
私はファミレスに着くまでの間、窓の外を流れる景色を観て考えた。
私はこの隣りで運転する人に惹かれていってるんだ…
窓ガラスに映る前を観て運転するアイツを観てそう思った。
私は嫌いだったのに惹かれてしまってるんだ…
…………………。
『愛莉さん?どうしたんですか?』
アイツは信号待ちをしてる時に私に話かけて来た。
私はアイツの方を向き何も無い…
そう答えると…
『もう少ししたら晩ご飯ですからね。』
と言った。