嫌なアイツ
アイツも翼さんも私と同じ物を頼み饗庭さんも海莉も早く来るから!と言う事でみんな同じ物を結局注文した。
食べる物にバラエティーがないと言うのか?
品物が届くまでの間私達はプールで撮ってたデジカメを現像するのに明日ショップに行くから帰りに饗庭さんのカフェに寄るね!
と言う話をしてた。
そして遊園地の話になり…
花火の話に成り…
またみんなで行きたいね!
と言う話をしてたら注文した物が届いたのでみんなで食べる事にした。
私は両側に気を遣いながらご飯を食べ出した。
私は何故か?
アイツの方へ少しずつ微妙に寄って行ってた。
アイツは多分、気付いてると思うけど…
何も言わなかった。
何故か?
アイツの側に居たかったから…
翼さんには悪いと思ったけど…
何故か?
アイツだった…
ご飯を食べてると…
「愛莉ちゃんはやっぱり美味しそうにご飯を食べるよね?」
饗庭さんの声に私がそうかな?
と返事を返すと…
【愛莉ちゃんの食べ方は昔から変わって無いんだよ!】
と海莉が言う…
私は何故か?
饗庭さんに満面の笑顔を観せた。