嫌なアイツ
田村さんが電話に出て私は母に繋ぐ様にお願いした。
母が電話口に出て私が話をしてる途中で携帯をアイツに取られアイツが母と話出した。
『突然、電話口に出て済みません。翔です。おばさん今晩は。今みんなで晩ご飯を済ませた所なんで愛莉さんと海莉ちゃんは僕と饗庭で送り届けますので連絡が遅く成って本当に済みませんでした。』
とアイツが母に電話口で謝った…
私はアイツが母と電話をしてる様子しか観る事が出来なかった…
アイツは私にWinkをしたので…
母は許したんだと直ぐに解った。
海莉も解ったみたいで二人して胸を撫で下ろした。
アイツは私に電話を代わるといい私に携帯を渡して来た。
わたしがもしもし?と言うと…
「愛莉?貴女は本当にいい彼氏を捕まえたわね。お母さんは鼻が高いわよ!海莉も饗庭さんと言う彼氏が出来たみたいだしね!」
と母は言った。
私は違う!!
ただの友達だから!そう言うと…
嫌な視線を感じた。
とにかくもう少ししたらファミレスを出るから…
そう言って電話を切った。
そして私達はファミレスの精算をする為にレジに向かった。