嫌なアイツ
リビングに着くと…
ありゃ?
海莉がいない…
付いて来てた母に訊くと自分の部屋から電話をしてるみたいだから大切な話でもしてるんじゃ無いのかしら?と母に言われた。
私は二階へ行く事にした。
母に色々と質問されても私にはまだちゃんと答えられ無かったから…
まだ答えれそうにも無かったから…
二階へ続く螺旋階段をのぼって行き先に自分の部屋へと入った。
今日一日、本当に色んな事がいっぺんに降り懸かり大変だった…
私はベットに座り…
はぁ~
大きく溜め息を吐いた…
考えたくない事が山の様に次々、出てきては何も出来ない自分に嫌気がさした。
私は海莉の部屋へ行く事にした。
海莉の部屋の前に着き大きく深呼吸してドアをノックした。
【入っていいよ!】
と海莉の返事を訊いて私がドアを開けると…
【愛莉ちゃん!いつ帰って来てたの?おめでとう!翔さん凄く喜んでたよ!愛莉ちゃんがようやくちゃんと返事をくれたって…】
海莉も嬉しそうな顔で私に言って来た。
私はどうしたらいいの?
と海莉に訊くと…
海莉はようやく両想いに成ったんだから翔さんに任せたら?
と言った。