貴方に会えたから。
次の日。
男の子「あっあの! 僕、奈々さんのことが好きです!付き合ってください!」
「えっ!えーっとね……」
「何してるの?奈々。
こいつ俺の彼女だから手ださないでくれる?」
「奈々さん彼氏いたんですか⁈
すいませんでした!」
男の子は慌てて何処かへ行ってしまった。
「ありがとう。翔!
なんて言っていいか分からなかったんだよね。」
「奈々は俺の大切な宝物だから!」
「恥ずかしいことさらっと言わないでよ!」
「あはは!奈々は可愛いな!」
こんな日が、一緒にふたりで笑っていられる日が、永く続けばいい。
そう思った。
だけど、長くは続かない。