貴方に会えたから。
私はそれを聞いた時涙がとまらなかった
「私…翔のこと誤解してた…
翔から告白してきたのに翔からいなくなって…
でも違う!
私が勝手に勘違いしている間も翔は病気と戦って苦しんでた!
本当にごめんなさい!
ごめんなさい……ごめんなさい…」
「奈々は本当に優しいね…
だからこそ、奈々と別れること決めた
何でだかわかる?」
奈々は静かに首をふった
「奈々は優しいから、俺が病気だっていって、それでも付き合ってくれっていったらどうした?
多分、恋人どうしのままでいてくれただろうね…
だけど、それで俺が死んだらどうする?
きっと、奈々は自分を責める。
だから別れることを決めたんだよ。」