貴方に会えたから。



わたしは手をとりながらそういった。
星の数だけ奇跡はある。
そう信じてる。



「なぜ貴方はそんなに僕に関わるんですか?僕は病気です。貴方が私といては迷惑をかけてしまう。」



「貴方が大好きだから、どうしようもなく。胸が苦しくなるくらい大好きだから。なにがあろうとそばにいたいと思うから。いつか、また私を好きになってくれればそれでいい。」



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